電柱に敷設してあるケーブルテレビ施設の分岐器(タップオフ)から、下図のように家屋の外壁までケーブルを引き込みます。また、雷等による過剰電流防止のため、保安器を設置します。
保安器からテレビとインターネット用のケーブルをそれぞれ引きます。(利用する周波数が違うため)そしてモデムを置く部屋までケーブルを引き込みます。また、借家等で壁に穴があけられない場合、エアコン用スリーブよりケーブルを引き込む場合もあります。
保安器からテレビのケーブルを引きます。また集合住宅の構造上配線工事が難しい場合、エアコン用スリーブよりケーブルを引き込む場合があります。
既に集合住宅全体がケーブルテレビのケーブルを引き込んでいる場合、お客様の部屋の中で分配機を用いてテレビ用とインターネット用のケーブルに分けます。また、分配による信号衰退がある場合、単独で電柱から該当の部屋までケーブルを引き込む場合もあります。
以上、簡単に工事の一例を紹介させて頂きましたが、建物の構造上や既設配線の都合等により工事内容が変わる場合がございます。またテレビを3台以上設置する場合、ブースターが必要になり工事費用が若干あがる場合もございますのであらかじめご了承ください。